気象観測データビューア｜製品紹介｜株式会社トラステッククリエイション

気象観測データビューア

一般財団法人河川情報センター水防災オープンデータ提供サービスにより提供されているXRAIN雨量（C-X合成レーダ雨量）データに対応したビューアです。
約250m×250ｍ解像度、1分単位で提供されるXRAINデータの読み込み、指定した期間の動画作成や雨量集計を可能とします。

XRAIN雨量データ（以下、XRAINデータ）は、約250m×250ｍの高解像度かつ1分単位で日本全国の過去降雨を再現することが出来ます。近年の増加傾向にあるゲリラ豪雨（局所的大雨）や線状降水帯を可視化し解析に利用することで、過去水害時の降雨再現、河川整備計画・都市計画の検討、予測による防災・減災対策といった様々な検討に有用な情報です。

本ビューアは、オフラインの蓄積一括方式により提供されるXRAINデータに対応しております。XRAINデータについての詳細は、一般財団法人河川情報センター　水防災オープンデータ提供サービスの「データ配信項目」をご参照ください。
また、本ビューアにXRAINデータは含まれておりませんので別途購入する必要があります。

製品の特長と機能

1. シンプルシステム: シンプTecビューアをベースに開発していますので、シンプル設計によるインストール・背景地図不要、直感的な操作性を継承したシステムになっています。
2. XRAINデータの直接読み込み: 提供されたXRAINデータのフォルダを指定し、直接読み込むことが出来ます。データの読み込みは範囲と期間を指定することが可能です。
3.雨量強度動画の再生: XRAINデータを読み込むと1分単位の雨量強度（mm/h）を動画として再生表示する事が出来ます。再生表示した動画はmp4形式の動画ファイルとしても保存されます。
4. 降雨量データ出力: 読み込み時に設定した範囲、期間においての降雨量（mm）を集計し、降雨量の属性を持ったShpファイルとしてエクスポートします。ShpファイルはXRAINデータの計測最小単位である約250m×250ｍ（4分の1細分メッシュ）の中心ポイントデータとして作成されます。